「いやぁ、ないですね。買えない。やっぱり買い占めが横行しているのかなぁ。」こんな話を今月に入ってから何度も聞いています。そう、昨年から日本でも話題になっているイベルメクチンを手に入れようと奔走する在タイ日本人が増えてきました。なかには人間用ではなく動物病院で処方される犬用の薬を買ったという人もいます。
もともとは回虫駆除薬として使われているイベルメクチン。タイでは日本より一般的な薬で、しかも安価な薬として知られています。そんな薬が今やコロナの救世主としてタイでも注目を集めるようになりました。果たして本当に効果はあるのでしょうか?でも、まぁ回虫駆除薬ですから、服用しても副作用があるわけでもありません。しかも長年使われてきた薬です。その辺の安全性や安心感もブームの一因なのかもしれません。
ちなみに、このイベルメクチンは北里大学の大村博士という方が発見した病原体を元に開発された薬だそうです。なんと日本人が生んだ薬なんですね。ちょっと誇らしいというか嬉しいです。
さてさて、今はちょっと品薄のイベルメクチンですが、あと1ヶ月も経てばまた出回るのでは?そんな淡い期待を抱いている大将です。焦らない、急がない。果報は寝て待てです!
【7月11日発表の感染者状況】
タイ全土の新規感染者:9539人(前日比:213人増加)
バンコクの新規感染者:2741人(前日比:450人減少)
まだまだ9000人もの新規感染者かぁ。頼むから1万の大台は超えないで欲しいなぁ。でも嬉しいのはバンコクでの新規感染者が450人も減少していることです。やっと規制の効果がではじめたということでしょうか?明日からは夜間外出禁止令も出され、コンビニも午後8時には閉店になるようです。まさか、またこんな日がくるとは思ってなかったよ。